太陽光発電システムを投資の目的で所有している方がたくさんいます。しかし、いち早く売電権利を欲しいと考える人がいるため、「売電権利(ID)」を売却するということが可能です。では、この「売電権利(ID)」についてや売却の流れについてご紹介します。
売電権利(ID)とは、太陽光発電システムで発電をしている業者の名義変更を行い、発電所の権利を譲るという資産運用の手法です。
これはFIT制度(固定価格買取制度)により普及していましたが、年々太陽光発電設備の価格が下がってきていることから、FITの申請だけして、IDを持ってそのまま寝かしていたパターンも多いのも事実です。実際にIDを持っているだけという方も、IDをそのまま売却することが可能です。
参照元:日経エネルギーNext(https://project.nikkeibp.co.jp/energy/atcl/feature/15/031400074/061200003/)
売電権利譲渡や売却の流れは、土地に権利が付いているかによって変わります。
権利のついていない土地の場合は、価格が不確定になったり、権利取得に時間がかかってしまうことがあります。権利付きの土地の場合は以下のような流れとなり、現金化が早くなります。
売電権利(ID)の譲渡をするうえで、気をつけなければならないことがあります。よく調べずに損をしてしまったり、誤って悪質な業者へ譲渡してしまわないよう、以下のことに気をつけましょう。
土地の決済時に一緒に権利分も支払う…という場合も多いのですが、権利付きの太陽光発電所の売買は、土地と権利は別々のものとして支払われるものなので、土地代だけしか払われないというトラブルを避けましょう。
買取業者は、土地の買い手を見つけたうえで、「買い手と直接やりとりするように」というパターンがほとんどですが、この場合、買い手が見つからなければいつまでも話が進まないので、必ず期限を設けたり、手付などの入金を求めるようにしましょう。
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